金星の日面通過

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金星の日面通過とは、金星が太陽面を黒い円形のシルエットとして通過していくように地球から見える天文現象である。金星が地球と太陽のちょうど間に入ることで起こる。金星の日面通過は直近では2012年6月6日に起こった。次回は2117年12月11日に起こる。日面通過の間、金星は太陽の表面を東から西へ動いていく小さな黒い円盤のように見える。天体が太陽の手前を通過し、それによって太陽の一部が隠されるという点で日食と似ている。しかし、日食において太陽を隠す月の視直径(地球から見た見かけの直径)が約30分とほぼ太陽と等しいのに対し日面通過時の金星の視直径は約1分と太陽のおよそ30分の1しかない。金星は直径が月の約4倍もあるにもかかわらず、視直径がこのように小さいのは、日面通過時の金星は地球からの距離が約4,100万キロメートルであり、月(地球から約38万キロメートル)の100倍以上も遠くにあるためである。

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